日常サンシャイン>Labo>アカメアマガエル:Agalychnis callidryas

アカメアマガエル:Agalychnis callidryas

両生綱 無尾目 カエル亜目 アマガエル科
ネコメアマガエル亜科 アカメアメガエル属
和名:アカメアマガエル
学名:Agalychnis callidryas
体長:40〜70mm。メスのほうが大きくなる。
分布:メキシコ南部からパナマ。ってどこって感じですけどニカラグアとかホンジュラス産ってのがそれに入るんですかね。
食性:幼生は雑食?変体後は昆虫など、小さな節足動物類。
形態: 赤い目に、体はライムグリーン、わき腹・腿の内側・前肢の肘までが空色、手足の先はオレンジ、という美しい体色を持つ。背中に白のスポットが入る個体もいる。後肢が長い。夜には緑の体色が暗い赤紫のようなグレーのような色になる。瞬膜がアミ状で不気味(下の画像参照)。

 外国産種なのであまり詳しくかけません。「飼育情報」しかわからないですからねー。熱帯雨林に住む樹上性種で、ばっちり暖かい温度と高湿度が必要です。外国産のカエルのなかではツノガエル、イエアメに次いで流通しているように見えます。年中、どこかの店にいますので手に入らないということはないでしょう。アダルトではWC、ベビーサイズはCBのものがよく売ってます。国内でも繁殖例があるそうで、あまり難関種という印象では無い模様。しかしそれも先駆者の方たちによれば、輸送手段の発達やCBの充実により、いいコンディションの個体が多くなったからみたいです。

 本種は完全に夜行性で、日中は葉や枝の上などで見事に縮こまってじっとしています。夜になると、地上などの水場に降りて吸水後に活動を開始します。左上の画像はおやすみ時の目です。ちょっとキモイです。修学旅行で友達が半目で寝るタイプだということを初めて知ってしまったときを思い出します。


 左下の画像は、夜、起床後のアカメさんです。このように日中の美しいライムグリーンから暗い色になります。空色だったわき腹もなんだか病的な色に染まっております。日中は完全に葉の上で同化し、夜に活動するときは闇に紛れる。保護色の典型のような、素晴らしい生き物ですね。ちなみに明かりをつけるとすぐに背中あたりから緑色になって、ゆきまた目を閉じて縮こまりだすので、昼夜のリズムはかなり大事だと思います。人間の生活に合わせて夜も明るくしてるとマズそうです。

 飼育してから嬉しかったの本種が意外ともにょもにょ動くということです。飼っているニホンアマガエル、カジカガエルは全然動きませんし、せいぜい脅かすとぴょこんと跳ね、餌を放したときにぎらりと体を向けて、一気に飛び掛るぐらいです。しかしアカメアマガエルは意外と「歩き」ます。夜になると、その長い脚を伸ばしてコケの上などをゆったり移動しているのを見ます。結構アホな体勢でアスレチックしててかわいいやつら。


 こんなんじゃ水族館とかで展示してもまるで人気が出ないでしょーなー。飼育者にのみその魅力を見せるというのは、なかなか心憎いヤツらです。日中は観察できない、大きいお友達にもぴったり。左の画像はたまたま昼間に歩いてたやつです。まれに日中でも行動しているときがあります。

 飼育し始めは夜に真っ暗な部屋で、携帯片手(バックライトがちょうどいい光源)に観察してしまうこと間違いなし。


■飼育環境
ケージ…ビバリア レプロ1450H(W45 D30 H60cm)
床材…パームピート(ヤシガラ系の土)

レプロがだめすぎるのでグラステラリウムにチェンジ、床材もエイ・エフ・ジャパン れきLに戻した
植物…ガジュマル、ネオレゲリア、ハイゴケ
保温…ピタリ適温3号(みどり商会 250x430mm 21W)

 海外サイトに、一匹あたり5ガロン(=約19リットル)用意しろとあったから、このレプロ1450H(45×30×60=81L)で2ペア飼いOKなはず。ガジュマルがもっとモサーっと茂り、上でガンガン日光に当たって乾燥、下はしっとり的な環境になるのが楽しみです。あとはハイゴケが育って床を覆い、カエルの体に土がつかないようになれば。

 アクアテラをやめたので水場を用意すべきですが、せっかくのビバリウムに人工物の皿や器などを入れたくないのでネオレゲリアの葉腋に頼ろうかと思っています。

 僕はカエルがガラスケージの上のほうに固まって張り付いているのが大嫌いなので、カジカガエルなども常に工夫しておりました。このアカメアマガエルも、ケージが整っていないときは味気なく上のほうに張り付いていましたが、植物が増え、育って互いに重なり、「茂み」ができてからはその上で休んでくれるようになりました。


■餌
 イエコワラジー。未だにあまり捕食シーンをみたことないですが、毎朝、ケースの上の方に糞がついてるので安心できます。ツリーフロッグってこんなメリットがあったんだ。ニホンアマガエルよりも、体の大きさと比較して小さめの餌を食べるように思います。

■その他
 初めての外国産両生類でございました。なんとなく爬虫類よりは弱そうで、結局輸送とかで全体的に弱ってるというイメージを持っていましたが、別に導入に苦労しませんでした。神経質だとか言われてたり、ネット上でも購入→死亡という情報をばんばん見かけるので怖かったんですけれど、今のとこ大丈夫です。


 湿度を気にしないと調子を崩すみたいなので、朝晩に霧吹きをしてます。レインチャンバーとかミスティングシステムとかあればいいんでしょうけど、なんか安心して導入できる製品が見つかりません。というか水垢がうっざいんで、蒸留水器が欲しい今日この頃。

■繁殖・産卵
 クリーパー25号は買ってあります(`・ω・´)アカメ長者目指して頑張ります。とりあえず成体にして、鳴かせて、雌を入手しなけりゃ始まりません。