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ニホンカナヘビ:Takydromus tachydromoides

ニホンカナヘビ
爬虫綱、有鱗目 トカゲ亜目 トカゲ下目 カナヘビ科、クサカナヘビ属
和名:ニホンカナヘビ
学名:Takydromus tachydromoides
体長:15〜20cm
分布:北海道・本州・四国・九州、日本固有種。
食性:肉食。昆虫、土壌生物。
形態: 前肢、後肢ともに指の数は5本。褐色のざらざらした鱗に覆われ、長い尾を持つ。腹は黄色っぽく、体の側面を目の後ろから白い線が走る。

死んでいるのではありません

 日本中で平凡に見られるトカゲです。ぼうぼうの草むらがあればほぼ生息してるかも。ちょっとした庭や植え込みのある場所でも簡単に見られます。とにかく日光浴が好きなようで、日向に良く出ており、しばらくすると画像のようにうっとり目を閉じます。ニホントカゲよりも警戒心が低く、物陰に隠れている時間が短いので鑑賞的飼育に適しています。また意外と後肢が発達しているようで、壁際でジャンプをしたり、餌を咥えたまま前肢を浮かせたりします。ニホントカゲが完全に地を這うのに対し、腹を浮かせて四肢で歩行し、獲物を追いかける時でもカナヘビはやや立体的に動くように思います。


右のはニホントカゲ

 産卵は五月から8月にかけて行われ、一度に1から8個の卵を数回産む。卵は一、二ヶ月ほどで孵化する。オスはメスの腹部を噛んで巻きつき、交尾を行う。孵化した幼体は一年で成体になるそうです。ニホントカゲに比べたらだいぶ早いですが、いずれ幼体を孵化させて確かめてみたいです。

 オスメスの見分け方ですが、オスは総排泄孔の尾側にヘミペニスが格納されている都合上、尾の付け根が太いそうです。

 カメなんかよりもよっぽど性格は穏やかで、複数で飼育していてもあまり問題ないように思います。食事もとても上品で、必要な分をササッと捕えて済ます感じです。トカゲとカメの一般的なイメージは逆です。


黄色の強い個体。

 体色が結構幅広いようで、白とこげ茶のメリハリのあるものから左の画像のような全体的に黄土色の個体がいます。私は前者の方が好きです(一つ上の画像のタイプなど)。

 ニホントカゲが土の潜るのに対し、こいつらは普段は潜りません。日が傾きかけてきてお休みになるときは、入れてある樹皮の下などに尾を丸めて、皆でよりそって休んでいます。


脱皮中のカナヘビ

 カナヘビも脱皮します。お腹の辺りから剥けるように古い皮膚が浮いてきて、時折、体を地面などにこすりつけながら脱いでいきます。新しい皮膚は随分と白っぽいです。

飼育してみて、全体的にニホントカゲに比べて虚弱な印象があります。ニホントカゲを生き続けさせることに自信はあるのですが、正直カナヘビはわからないところがあります。同じ世話をして、順調に成長し、線が太くなっていくニホントカゲに比べ、上手く育っていかない個体が少なくありません。僕は生き物を飼うことについて「飼いやすい」ということを重要視するので、そういう意味で同じ身近な爬虫類を飼育するのでしたら「ニホントカゲ」をオススメします。


60cmらんちゅう水槽

■飼育環境
水槽…フラット水槽 NS-6MKF 600×295×230mm (ニッソー)
床材…ピートモス
その他…樹皮、石などなど。

 ニホントカゲと同じですが一応。以前はフラットプラケで飼育していましたがやっぱりガラス水槽はいいもんですね。あー、らんちゅう水槽もっと欲しい……場所無いけど。

 土に潜らないので樹皮や落ち葉など「下に隠れられるもの」は必須だと思います。休む時も地上に出っぱなしということは無いので、入れてあげてください。


恐竜みたい

■餌
 ワラジムシヨーロッパイエコオロギを与えています。終齢のイエコは彼らが飲みこむのにちょっと大きいですが、口を使って器用に食べます。脚や翅をむしったりもします。水も結構飲むので水場も設置します。薄い皿などに入れて、カナヘビが溺れないようにしてやれば問題ないでしょう。

 また面倒ですが、餌はできるだけ小さいものの方が良さそうです。大きい餌は飲む込むのも困難ですし、弱ってる個体などは餌の捕獲そのものが大変になってしまいます。数が必要になりますが、そういう意味で小さい餌は使いやすいです。

■繁殖・産卵
 シーズンを待て!!