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みうらじゅん 安斎肇のGOLDENTIME

FMラジオ局、J-WAVEで毎週土曜26:00〜28:00にOAされていた、
「みうらじゅん 安斎肇のGOLDENTIME」が2006年3月25日を以って終了した。
放送期間は1年だった。
J-WAVEには月曜〜金曜の26:00〜28:00に「TR2」という番組があり、
曜日ごとのパーソナリティーがいる。
そもそもみうらじゅんと安斎肇というコンビは
このTR2」の火曜パーソナリティーで、
その2年の後に「GOLDENTIME」が始まったのだった。

前身の「TR2」からすると3年間、僕はこの番組を聴き続け、
その放送のほとんどを録音したのだった。
思えば浪人をしていた年、
深夜のラジオで最高に低俗でグダグダなオヤジ二人の番組に出会った。
コンビの芸人にしては年が行き過ぎてるし、
まして昼のAM放送でもないのに、この中年のテンションはなんだと思った。
とにかく下ネタとダジャレのトークだった。

これがFMの番組であることも信じられなかったが、
MDコンポのディスプレイを見れば、なんと周波数は「81.3kHz」。
(関東以外の人はピンとこないかもしれないが)
エティワンポイントゥリー、あのJ-WAVEであった。
J-WAVEといえば個人的には「ザ・FM」、
洋楽と、英語ペラペラな男性DJと妙に艶かしい声質の女性DJ、
まさにオシャレラジオ局というイメージがあった。
そのJ-WAVEで深夜に中年二人がチン○、チン○言ってるのだから、
本当に驚いた。

この二人のラジオを聴いたこの3年間は、
まさに僕の何度目かの「成長期」だったと思う。
高校の時の僕のあらゆる文化が、まず浪人に突入したことで環境が変わり、
変容していくこととなった。
その変化の道先案内の中で相当な量をこの番組が担っていたと思う。
安斎肇についてはソラミミストの人だよなぁということと、
みうらじゅんについてもなんだかぼんやりとした、
「文化人」というイメージしかなかった。

とりわけみうらじゅんという人を知ったのは大きかった。
もうばっちり影響を受けてしまった。
また氏の幅広い交友関係にも、いろいろ感銘を受けた。
中でも僕の人生において様々な段階で好きになった人が、
「みうらじゅん」というネットワークにつながっていたのに驚いた。
まぁ挙げるとキリが無いのだけど、
おもしろいと思ってるのでいくつか書こうと思う。

まず「MOTHER」を作った糸井重里。
氏については子供の頃にかのゲームをプレイして、
この人はすげぇと思い込んでる節があるのだけど、
みうらじゅんが大学時代に糸井重里の事務所に出入りしていて、
ある種の師弟のような関係にあることを知った。
というか僕は、
それまでみうらじゅんと糸井重里という二人の人間が、
同時に頭に浮かんだことはなかったけど、
脳内設定年齢は完全にみうらじゅんの方が年上に思っていた。

そして驚いたのが峯田和伸。
僕は高校の時にGOING STEADYというバンドが好きだったのだけど、
そのボーカルが彼だったのだんだけど、
番組放送期間中に、みうらじゅん原作の映画「アイデン&ティティ」が作られ、
その主役が峯田和伸になったのだった。
(余談だが最初この映画のオファーがいったのはくるりの岸田だったそうだ。
これもまたつながっていたのだと思う。
またまた余談だがくるりはイベントか何かの司会を
みうらじゅんに依頼したことがあったが断られたそうだ。
みうらじゅん側としてはそのときくるりのことを
あまり知らなかったので断ったらしい。
「縁」ってのはこいうことなんだろうなぁ。) 他にも色々いるんだけどまぁ、とにかく自分の好きないろんな人が、
結構みうらじゅんネットワークにあったのがプチ感動だった。 それによって自分の好きなものやセンスだとかを再確認して、
自己肯定できた3年だった、というのはちょっと言いすぎか。

書きたいことは他にも山ほどあるけど、
具体的な番組の内容についてふれるのもどれにしようか迷うので、やめておこう。
3年間、人生の「笑い」の中心でした。
お疲れ様でした、みうらじゅんさん安斎肇さん。

2006/03/27

ac